過去10年間のアルバム・セールスが合計1,000万枚(2作品が全米チャート1位)を誇るトニー・ベネットと、8作品が全米ジャズ・チャート1位に輝くダイアナ・クラール。ジャズ・ヴォーカル界のキング&クイーンによるデュエット・アルバム『ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ』が、9月14日に全世界同時発売されることが、トニーの92回目の誕生日である8月3日に発表された。
トニーとダイアナは2000年にツアーを一緒にまわり、トニーの2枚のアルバム『ウィズ・マイ・フレンズ』(2001年)、『デュエッツ:アメリカン・クラシック』(2006年)にダイアナがゲスト参加しデュエットを披露するなど、20年以上にわたり友情を育んできており、今回満を持してフル・アルバムを完成させた。
アルバムでは、20世紀のアメリカが生んだ最高の作曲家、ジョージ・ガーシュウィンの生誕120周年を祝し、グラミー賞常連のビル・チャーラップ・トリオをバックに、スタンダード・ナンバーとして現在も歌い継がれるジョージ&アイラ・ガーシュウィン兄弟作の名曲の数々を収録。
発売元のヴァーヴ・レーベル・グループの社長兼CEOで、アルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーを務めたダニー・ベネットは、次のようにコメントしている。
「トニー・ベネットとダイアナ・クラールがガーシュウィン兄弟の名曲を歌うことは、歌手とソングライティングの実に完璧で芸術的な組み合わせです。スペシャルなパフォーマーをスタジオに連れて行き、ガーシュウィンのソングブックを彼らの前に置く。これは、それが必然的なものであると聴けばすぐに理解できる、そんな類の作品です」
2018年の最重要ジャズ・ヴォーカル・アルバムとして話題となること必至の作品。国内盤は通常盤CDに加えて、貴重なデュオ・パフォーマンス映像を数曲分収録したボーナスDVD付デラックス・エディションも発売される。
■アルバム・ティザー映像