9月13日にニューヨーク・ロックフェラーセンター内の「レインボー・ルーム」で、トニー・ベネットのギネス世界記録の認定式が行われた。9月14日に全世界同時発売されたダイアナ・クラールとのデュエット・アルバム『ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ』に収録された名曲「ファシネイティング・リズム」が、トニーのデビュー曲(当時はジョー・バリのアーティスト名で1949年に録音)であり、それを受けて、「同一アーティストによる、同一楽曲のオリジナル録音から再録音までの最長期間(68年と342日間)」というカテゴリーでギネス世界認定されたもの。
認定式に先立って開催されたアルバム発売記念パーティーでは、ステージに立ったベネットとダイアナが、アルバムのテーマである今年生誕120周年を迎えた作曲家ジョージ・ガーシュウィンによるスタンダード・ナンバーを、息の合ったデュエットで披露して喝采を浴びた。
トニー・ベネット、ギネス認定式: Photo credit Gregg Greenwood
●情報提供:ユニバーサルミュージック