●全曲試聴： https://open.spotify.com/playlist/0y4ani7zi4TQrXpn8E9Ux0
テーマ曲：The City That Never Sleeps / Philippe Saisse (Dorian 2000 Music, single) 4:40
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1) ①Liberty / Charlie Sepúlveda & The Turnaround (from『This Is Latin Jazz』HighNote Records HCD-7331) 8:08
■Charlie Sepúlveda(tp) Norberto Ortiz(ts) Eduardo Zayas(p) Gabriel Rodriguez(b) Francisco Alcalá(ds) Nicholas Cosaboom(congas) with Special Guests: Randy Brecker (①:tp) Natalia Mercado(④:vo) Nestor Torres(③⑧:fl) Steve Turre(②⑦:tb) Miguel Zenon(⑤:as) 2020.2.7-9, NYC
80年代からNYのラテン・ジャズ界で活躍するラテン・グラミー受賞者のセブルヴェーダが、過去に3作発表しているユニット＋ゲストで“ディジーズ・クラブ”に出演し、斯界の神髄と呼べる演奏を展開。①はランディ・ブレッカーを迎えて、トランペットの競演となったダイナミックなトラック。
2) ①Restless / Carol Duboc (from『Restless』Gold Note Music GNM6944) 3:57
■Carol Duboc(vo) Hubert Laws(fl) Jeff Lorber(p,key) Paul Jackson Jr., Michael Thompson(g) Gary Novak(ds) © 2021
2001年にアルバム・デビューしたデュボックは、2013年のジェフ・ローバー参加作『Smile』でステージ・アップ。通算9枚目の新作は3枚目のコラボで、プロデュースと楽曲を共同で制作。①はローバーの特徴的なメロディ・センスが頻出し、デュボックの歌唱と好ましいマリアージュを表現している。
3) ⑨Venerdi Al Bacio / Reis Demuth Wiltgen (from『Sly』CAM Jazz 7957-2) 3:21
■Michel Reis(p) Marc Demuth(b) Paul Wiltgen(ds) 2019.5, Cavalicco
ハイスクール時代の98年に結成され、2011年に本格始動したルクセンブルクの人気トリオ、3年ぶりの第4弾。CAM Jazz移籍の前作で世界進出したことが自信に繋がったのは疑いなく、物語性を帯びた良質な楽曲を全編で披露。⑨は叙情性と同時にレイスの巧みな構成力も印象的。
4) ①Modul 58_12 / Nik Bärtsch (from『Entendre』ECM 2703) 8:57
■Nik Bärtsch(p) 2020.9, Lugano
フランス語で「聞く」「理解する」を意味する作品名が、収録曲から採用したのではないことがわかれば、謎かけのようなワードがリスナーに本作の傾聴を後押しするのは間違いない。ファンにはお馴染みのナンバリング曲名にあって、合わせ技の①は流線形を描く展開があり、ピアニスト＝ベルチュの原点回帰とも考えられる。
5) ①The Sound Of Your Voice Part I / Airelle Besson (from『Try!』Papillon Jaune ATJ250119) 5:35
■Airelle Besson(tp) Benjamin Moussay(p,el-p,syn) Fabrice Moreau(ds) Isabel Sörling(vo) © 2021
1978年パリに生まれ、バッハとキース・ジャレットに影響を受けたトランペット奏者が、2014年に結成した自己のカルテットによる第2弾。作詞、作曲も自身が手掛けた全11曲は、メロディアスでアンニュイで、空間的広がりを感じさせるもの。①は3パートの1曲目にあたり、器楽的なヴォイスが入った耳馴染みのいい旋律の演奏。
●Album PV：https://www.youtube.com/watch?v=cq_UfBPmMv0
6) ④There You Go / The Le Coq All Stars (from『The Jazz All Stars Album Vol.1』Le Coq Records LECOQ2101) 4:31
■Kye Palmer(tp) Michael Dease(tb) Bob Sheppard(ts) Brandon Fields(as) Bill Cunliffe(p) Jake Langley(g) John Patitucci(el-b) Vinnie Colaiuta(ds) Alex Acuna(per) © 2021
LAの新興レーベルが、リック・マーギッツァ、ジョン・ヴィーズリー、マーヴィン“スミッティ”スミスらの著名人を曲ごとに入れ替えた豪華版を制作。「アフロ・ブルー」「キャラヴァン」等の有名曲の他、ビル・カンリフ作曲の④は、タイトなバンド・サウンドと、ベース～ギター～トロンボーンのソロ・リレーが聴きもの。
●MV “Rockin’ In Rhythm”： https://www.youtube.com/watch?v=MwkN8H2BbUo
