日本最大級の国際ジャズ祭として定着している《東京JAZZ》が、8月31日から9月2日までの3日間にわたって開催されることが決定。そのメイン開場である[the HALL](NHKホール)の出演者が明らかになった。今年の夜公演は同祭の初期から音楽監督を務め、海外のジャズ祭に比肩するまでに成長する立役者を演じたハービー・ハンコックと、我が国が世界に誇るサックス奏者、渡辺貞夫の日米二大巨匠が登場する。
名門レーベルBlue Noteが生んだ新世代の旗手ロバート・グラスパーらの新グループR+R=NOW、ジャズと伝統音楽の間を自由に行き来するアルメニア出身のピアニスト、ティグラン・ハマシアン、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ™の象徴的存在で、日本での初舞台から50周年を記念して本祭に再登場するオマーラ・ポルトゥオンド、40年以上もの間、混声コーラス・グループのトップを走り続けるマンハッタン・トランスファー、グラミー受賞ギタリストのジョン・スコフィールドが始動させた新カルテットCombo 66と、多彩なラインアップだ。
昨年までは昼夜各3組の出演だったところ、今年は2組に絞って観客が十分に味わえる演奏時間を確保したのも新味。今後発表される他会場のステージと合わせて、自分なりの回遊スケジュールの楽しみが広がるかもしれない。
<9月1日(土)昼公演 11:30開場 12:30開演>
- R+R=NOW:ロバート・グラスパー、テラス・マーティン、クリスチャン・スコット・アトゥンデ・アジュアー、デリック・ホッジ、テイラー・マクファーリン、ジャスティン・タイソン
- コーネリアス
<9月1日(土)夜公演 17:00開場 18:00開演>
- ハービー・ハンコック and his band
- ティグラン・ハマシアン・トリオ
<9月2日(日)昼公演 11:30開場 12:30開演>
- オマーラ・ポルトゥオンド from ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ™ meets オルケスタ・デ・ラ・ルス featuring ロベルト・フォンセカand バルバリート・トーレス
- マンハッタン・トランスファー
<9月2日(日)夜公演 17:00開場 18:00開演>
- 渡辺貞夫オーケストラ
- ジョン・スコフィールド Combo 66 w/ ヴィセンテ・アーチャー、ジェラルド・クレイトン、ビル・スチュワート