2020年に名古屋市とイタリア・トリノ市が姉妹都市提携15周年を迎えたことを記念して、トリノで収録されたアルベルト・マルシコ(org)率いるトリオ、オルガン・ロジスティクスのライヴ映像が公開されている。このプロジェクトは、日伊を代表する産業都市が互いの友情を再確認し、共にコロナ禍を乗り越えて、さらなる文化交流と、より充実した友好・協力関係を構築する一助とするために企画されたもので、名古屋市の共催、New Age Productionsの協力およびトリノ市、在大阪イタリア総領事館が支援。
トリノ出身・在住のマルシコ(1966~)は2004年に、現在のレギュラー・バンドの原型となるリ-ダー作『Organ Logistics』 (Organic Music)をリリース。2010年代にファブリッツィオ・ボッソのスピリチュアル・トリオの一員として、『Spiritual』(Organic Music)、『Purple』(Verve)、『Someday』(Warner Music Italy)と、統一感のあるカヴァー・デザインの3部作を制作し、世界的に知名度を高めた。
この動画に出演するオルガン・ロジスティクスのディエゴ・ボロッティ(ts)とアレッサンドロ・ミネット(ds)は、Alberto Marsico & Organ Logisticsの2015年録音作『4/4』(Zanetti Records)のメンバー。ボロッティは『Organ Logistics』の助演者であり、ミネットは前述のスピリチュアル・トリオの一員としてマルシコと強い関係を築いている。動画は演奏シーンをメインに、トリノ市の様子を体感できる空撮映像が挿入されていて、同市および所縁の深いメンバーの魅力をオーヴァーラップさせた仕上がりだ。約50分間の動画は、マルシコの日本での紹介に相応しい作品となるだろう。
●『4/4』試聴:https://open.spotify.com/album/0ZPP9yrorBSVvGasaSzRa3
イベント特設サイトTOPページリンク:https://eventionline.net/
▶ 視聴ページリンク:https://eventionline.net/artist_video/s167/
【Set List】
1)Jack Pot(Alberto Marsico)
2)Manfred(Diego Borotti)
3)Ain’t Love In Town(Alberto Marsico)
4)Nica(Diego Borotti)
5)There Is No Greater Love(Isham Jones)
6)Lou(Alberto Marsico)
7)Wishy Washy(Alberto Marsico)