日本が世界に誇る渡辺貞夫を始め、峰厚介、本多俊之、板橋文夫ら数多くの著名ミュージシャンと共演しているドラマーの竹村一哲が、自己のカルテットを率いて東京・丸の内「コットンクラブ」に出演する。昨年10月に渡辺貞夫カルテットのメンバーとして出演したステージに、いよいよ主役として帰還する運びとなった。7月1日に初リーダー作『村雨』をリリースし、ミュージシャンとして勢いに乗るタイミングで、レコーディング・メンバーと同じ面々と共に登場する。
1989年生まれの竹村と共演するのは、東京芸術大学音楽学部作曲科で学び、2015年に初リーダー・トリオ作を発表したピアニスト魚返明未(おがえり・あみ)、バークリー音楽大学で学び、2017年以降は自己のユニットSTEREO CHAMPで活動するギタリスト井上銘、荒武裕一朗(p)と本田珠也(ds)との共演によって飛躍したベーシスト三嶋大輝。3人共、1991年生まれという共通点があり、これがバンドの結束力を高める要因の一つになっていると思われる。
【公演情報】
公演日:2021年8月12日(木)
会場:東京・丸の内コットンクラブ
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/ittetsu-takemura/
出演:竹村一哲カルテット: 竹村一哲 (ds)、魚返明未 (p)、井上銘 (g)、三嶋大輝 (b)
『村雨/Murasame』竹村一哲(Days Of Delight DOD016)
①村雨 ②もず ③A ④Black Bats and Poles ⑤RM ⑥Spiral Dance ⑦Lost Visions
■竹村一哲(ds)、井上銘(g)、魚返明未(p) 三嶋大輝(b) 2021年2月9、10日東京録音
trailer:https://www.youtube.com/watch?v=ntFS6zkiBqo
【竹村一哲プロフィール】
1989(平成元)年札幌市生まれ。9歳からYAMAHAにてドラムを大山淳氏に師事。主にロック、フュージョン等を演奏する。中学卒業と同時に札幌を中心にプロ活動開始。
2006年、石田幹雄トリオで《横濱 Jazz Promenade》ジャズ・コンペティションに出場、グランプリと市民賞のダブル受賞。同トリオでCD発売。
2009年頃より、板橋文夫トリオFIT!のメンバーとして活動。トリオ、また大編成での全国ツアーも現在まで続け、各地で高評価を得ている。
2010年、渡辺貞夫グループのツアーメンバーとして初参加。
2011年から約2年間、渡辺貞夫クインテットに在籍。2015年から現在も渡辺貞夫グループのレギュラー・メンバーとして活動している。
2016年頃より自身のアイドル的存在でもあり、それまでにツアーや都内セッション等でも共演していた峰厚介のカルテットのレギュラー・メンバーとしても活動。
現在は主に拠点を東京におき、渡辺貞夫、峰厚介、板橋文夫、酒井俊、等の様々なバンドに参加し、全国各地で活動中。地元の北海道をこよなく愛しており、札幌や道内での活動も多い。自身がリーダー的ポジションにいる若手バンド「MAZIWARIS」は、同じく北海道出身の山田丈造、碓井佑治、越智俊介らと結成。ライブレコーディングのCDも道内ツアーの成功と共に完売。
主な共演歴(順不同)、板橋文夫、渡辺貞夫、Barry Harris、林栄一、小山彰太、石渡明廣、片山広明、高橋知己、上村勝正、カルメン・マキ、酒井俊、池田篤、臼庭潤、大口純一郎、米木康志、坂井紅介、杉本智和、ハクエイ・キム、吉田隆一、渡辺隆雄、梅津和時、加藤崇之、スガダイロー、小杉敏、福田重男、井上陽介、工藤精、安東昇、田村夏樹、小野塚晃、コモブチキイチロウ、納浩一、荒巻茂夫、ンジャセ・ニャン、峰厚介、本田珠也、田中信正、福村博、川嶋哲郎、外山明、酒井泰三、ナスノミツル、江藤良人、金澤英明、高岡大祐、類家心平、太田恵資、竹内直、本多俊之、岡田勉、後藤篤、村田陽一、吉野弘志、山口真文、寺田町、塚本功、井上銘、Hugues Vincent、Greg McKenzie、石田幹雄、瀬尾高志、David Mathews、他多数。