米「ダウンビート誌」国際批評家投票で首位に輝いたピアニスト、クリス・デイヴィスとベーシスト、エリック・レヴィスがデュオで日本にやってくる。
デイヴィスはジョン・ゾーン(as)、トニー・マラビー(ts)、クレイグ・テイボーン(p)ら、前衛音楽を守備範囲にするミュージシャンと共演してきた1980年バンクーバー生まれ。今回が初来日となる。
1967年ロサンゼルス生まれのレヴィスは、97年にブランフォード・マルサリス(ts)・カルテットに加入して名声を獲得。現在はベーシストとしての自分自身を、より解放した作風のリーダー作も発表しており、2013年のトリオ作『City of Asylum』(Clean Feed)でデイヴィスと共演した。
二人は米「ダウンビート誌」、2017年8月号に掲載された国際批評家投票の「Rising Star」の各楽器部門でトップを獲得。今が旬のミュージシャンが組んだデュオは、まだアルバムが到着していない中で、その魅力と価値を先取りできる機会となるだろう。
Photo by Jati Lindsay