1999年芸術選奨文部大臣賞、2003年紫綬褒章、2012年旭日小綬章の受章や、NHK大河ドラマ『西郷どん』出演と関連番組『西郷どん紀行』でのピアノ演奏など、国内外で多岐にわたる活躍を続けるジャズ・ピアニスト山下洋輔。ベーシストのセシル・マクビー、ドラマーのフェローン・アクラフと共に組む“山下洋輔ニューヨーク・トリオ”の結成30周年アルバム『30光年の浮遊』が6月13日にリリースされた。
今作は90年発表の『SAKURA』に収録され、後に発表された著書『ドバラダ門』のタイトルにも使用された「ドバラダ」に別パートを加えた「ドバラダ2018」や、名盤『寿限無』収録の「チャタリング」の再録音源が収録される等、山下洋輔ニューヨーク・トリオとしての活動の集大成とも言える一枚に仕上がっている。
また今年10月からは、山下洋輔ニューヨーク・トリオのアルバム発売記念ツアーの開催が決定しており、11月2日(金)東京文化会館小ホールの東京公演以外の日程については後日発表される。
なお杉田宏樹氏による山下洋輔の最新インタヴューが、6月14日発売の「ジャズライフ」7月号に掲載されている。
《山下洋輔コメント映像リンク》