英Edition Recordsは40代を代表する実力者として認知されている米国人マルチ管楽器奏者クリス・ポッターとの契約と、アルバム発表をアナウンスした。『Circuits』と題した新作はキーボード奏者ジェームス・フランシーズとドラマー、エリック・ハーランドとのトリオによる、初めての成果だ。
レーベルのプレス・リリースは以下の通り。
「それは強いグルーヴ感覚と強烈な即興演奏に根ざした、即時性と高揚感に溢れるものです。活気に満ちたエレクトロニクスの世界、印象的で魅惑的なメロディと驚くべきフレーズを融合させた本作は、ポッター・ファンと新しいリスナーの両方を間違いなく同じように楽しませてくれるでしょう」。
ハーランドはポッターのアルバムに参加実績があり、フランシーズとハーランドは共演歴がある関係なので、初共演のトリオながらスムーズにレコーディングが進んだことが想像できる。
ポッターは本作について、以下のコメントを発表した。「このアルバムは私にとって音楽の方向性の転換点だと感じているので、それをサポートするために新鮮なミュージシャンを得たのは非常に幸運なことだと思っています。私にとって、このアルバムは因習や慣行の制約を受けていないと感じています。同じような気持ちを持っているビジネス側の方々もいるのは嬉しいことです。Editionにはこのレコーディングを潜在的なリスナーと、どのように繋ぐかについての良いアイデアがたくさんあります。私たちがその“探知機”に乗るならば、それは本当に興奮できることです」。
ポッターはECMから『Lost In A Dream』(2010年)、『The Sirens』(2012年)、『Imaginary Cities』(2015年)を発表して、さらに世界的なステージ・アップを獲得。新天地を得た本作は、2019年2月22日リリースとなる。