Mar 26, 2019

サンフランシスコが誇るオールスターズの、2018年の活動成果を収めたアルバムが登場

米サンフランシスコを拠点とするオールスター・ユニット、SFJAZZコレクティヴ(SFJC)が新作をリリースする。『Live at SFJAZZ Center 2018』は昨年10月に同地のSFJAZZセンター内マイナー・オーディトリアムで4日間にわたって開催された公演を収めた2枚組ライヴ作。

今回スポットライトが当てられたのは、ボサノヴァの創始者であるピアニスト、作曲家のアントニオ・カルロス・ジョビン。SFJCがブラジルの作曲家を取り上げるのは今回が初めてで、ディスク１には12曲を収録。ディスク2はメンバーであるエティエンヌ・チャールズ(tp)、ロビン・ユーバンクス(tb)、ミゲール・ゼノン(as)、ダヴィッド・サンチェス(ts)、ウォーレン・ウルフ(vib)、エドワード・サイモン(p)、マット・ブリューワー(b)、オベド・カルヴェール(ds)が、1曲ずつ提供した全8曲だ。シリアルナンバー入りの限定盤。

SFJCは西海岸の非営利団体で《サンフランシスコ・ジャズ祭》を提供するSFJAZZによって、2004年に結成されたオクテット。モダン・ジャズの偉大なジャズ・ミュージシャンが残した楽曲を新鮮なアレンジで甦らせることを使命としており、これまでの作品ではオーネット・コールマン、ジョン・コルトレーン、ハービー・ハンコック、セロニアス・モンク、ウェイン・ショーター、マッコイ・タイナー、ホレス・シルヴァー、チック・コリア、ジョー・ヘンダーソン、マイルス・デイヴィス等のソングブックをリリースしている。

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【作品情報】
Live at SFJAZZ Center 2018 / SFJAZZ Collective
＜TRACK LISTING＞
■DISC 1 — All Songs Composed by Antônio Carlos Jobim
①Waters of March (arranged by Obed Calvaire)
②One Note Samba (arranged by Miguel Zenón)
③Retrato Em Branco E Preto (arranged by Edward Simon)
④The Girl From Ipanema (arranged by Edward Simon)
⑤Garoto (arranged by Etienne Charles)
⑥Inútil Paisagem (arranged by Robin Eubanks)
⑦Corcovado (arranged by Obed Calvaire)
⑧Chega de Saudade (arranged by Warren Wolf)
⑨A Felicidade (arranged by David Sánchez)
⑩How Insensitive (arranged by Warren Wolf)
⑪Amparo (Olha Maria) (arranged by Matt Brewer)
⑫Ligia (arranged by Etienne Charles)

■DISC 2 — Original Compositions
①Insight (Edward Simon)
②MZ’s World (Obed Calvaire)
③Variations (David Sánchez)
④Infinito (Miguel Zenón)
⑤Another Side (Warren Wolf)
⑥Unseen Worlds (Matt Brewer)
⑦It Takes A Village (Robin Eubanks)
⑧Sketch (Etienne Charles)

■Etienne Charles(tp) Robin Eubanks(tb) Miguel Zenón(as) David Sánchez(ts) Warren Wolf(vib) Edward Simon(p) Matt Brewer(b) Obed Calvaire(ds) 2018.10
■SFJAZZ　　　4月5日発売